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ドル買い一服、米債利回り低下や英インフレ受けたポンド買いで=ロンドン為替概況

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ドル買い一服、米債利回り低下や英インフレ受けたポンド買いで=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが一服している。前日にパウエルFRB議長が市場の利下げ開始の後ずれ観測に寄り添う姿勢がみられたことでドルが買われたが、当面の注目指標が出そろったこともあり、目先のドル買い材料出尽くし感もあるようだ。米債利回りが低下しており、ドル売りを誘っている。また、ロンドン早朝に発表された3月英インフレ指標が予想を上回ったことでポンドが買われており、ポンドドルの急伸がその他通貨にもドル安を波及させた面もあるようだ。ポンドドルは1.24台前半から後半へと買われた。ユーロドルも連れ高となり、1.06台前半で底堅く推移。ドル円にとっては昨日の神経質な値動きもあって、155円が次の介入警戒水準とみる向きもあるようだ。154円台後半から半ばで推移している。クロス円は買いが優勢になっており、ユーロ円は164円台後半、ポンド円は192円台後半へと上昇。ポンド買いの影響とともに、この日は欧州株や米株先物が反発していることが円安につながった面もあるようだ。

 ドル円は154円台後半での取引。東京午前の154.73近辺を高値に、その後は米債利回り低下とともに軟化。ロンドン序盤に154.45付近まで下押しされた。その後は、欧州株や米株先物が堅調に推移、米債利回りの下げ一服もあって154円台後半に下げ渋っている。

 ユーロドルは1.06台半ばでの取引。ロンドン朝方には1.0606近辺まで下落する場面があった。しかし、ポンドドルの急伸につれて買われ、高値を1.0650付近へと伸ばしてきている。ユーロ円は164.50付近から一時163.90台まで軟化したが、ロンドン時間に入ると買いに転じている。足元では164.60台へと高値を伸ばしてきている。対ポンドでは売りが先行したが、足元では下げ渋っている。

 ポンドドルは1.24台後半での取引。ロンドン朝方に1.2417近辺に安値を広げたが、3月英消費者物価指数が予想を上回ると、一気に買われた。ロンドン序盤には高値を1.2482近辺に更新。その後も1.24台後半に高止まりしている。ポンド円はロンドン早朝の192円ちょうど付近から192.82近辺まで高値を伸ばした。足元でも192円台後半で推移している。ユーロポンドは0.8550付近から0.8520付近まで下落したが、その後は下げ渋ってきている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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