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【これからの見通し】ドル円160円台乗せから155円台に急落、波乱のGW週始まる

為替 

【これからの見通し】ドル円160円台乗せから155円台に急落、波乱のGW週始まる

 東京市場が昭和の日の祝日で不在となるなか、週明けのアジア市場では午前に158.60-70レベルを上抜けると、一気に160.17レベルまで急伸した。市場では蓄積した円買いポジションにロスカットやストップ注文が殺到したものとみられていた。

 その後、159円台で推移するなか、午後1時過ぎに急速な円買いの動きが始まった。波状的に円買い取引が持ち込まれ、午後2時過ぎには155.06レベルまで大きく下落した。水準的には金曜日の日銀金融政策決定会合前の水準まで戻したことになる。神田財務官は、為替動向に対する質問に「今はノーコメント」と述べている。

 薄商いのなか、ドル円とともにクロス円も乱高下した。ユーロ円は166.36から171.56、ポンド円は194.51から200.55、豪ドル円は102.01から104.94までの大幅なレンジで円安から円高へと上下動している。

 これまでの動きが仮に、政府・日銀による市場介入であったとして、今週の一連の重要イベントにどこまで対応するのかが注目される。週央には米FOMCの結果発表、金曜日には4月米雇用統計発表などが予定されている。ドル相場主導の展開となったときに、その効果はどうか。金曜日は再び日本の祝日となることから、取引の流動性が細る。今週は、ドル円相場を中心に波乱の週となりそうだ。

 この後の海外市場では、ユーロ圏消費者信頼感指数(確報値)(4月)、ユーロ圏景況感(4月)、ドイツ消費者物価指数(速報)(4月)などの経済指標が発表される。英米などの主要指標の発表予定はない。

 発言イベント関連では、デコス・スペイン中銀総裁、レーンECBチーフ・エコノミスト、デギンドスECB副総裁などの講演などが予定されている。米株決算はドミノ・ピザ、パラマウントなどが注目される。

 ただ、円相場主導の週明け相場とあって、神田財務官など日本の金融当局者のレスポンスに市場は敏感な反応をみせることが想定され、関連報道には注意したい。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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