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FX/為替「介入再発動のリスク低下、米雇用統計後のドル売り続かず 151.80-90円を下値支持に戻りを試すターンへ」 外為トゥデイ 2024年5月6日号(短縮版)

マネ育チャンネル 

ドル/円を中心に、前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年5月6日10時20分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼3日(金)の為替相場
▼3日(金)の株・債券・商品市場
▼外為注文情報/ ▼本日のひとこと/ ▼注目の経済指標

5月3日(金)の為替相場

ドル円 30分足チャート

期間:3日(金)午前6時10分~4日(土曜)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

5月3日 主な出来事

17:30 イギリス4月サービス業PMI・改定値 55.0
前回54.9
予想54.9

18:00 ユーロ圏3月失業率 6.5%
前回6.5%
予想6.5%

21:30 アメリカ4月非農業部門雇用者数変化(前月比) +17.5万人
前回+30.3万人(31.5万人)
予想+24.3万人
21:30 アメリカ4月失業率 3.9% 
前回3.8%
予想3.8%
21:30 アメリカ4月平均時給(前月比) +0.2%
前回+0.3%
予想+0.3%
21:30 アメリカ4月平均時給(前年同月比)  +3.9%
前回+4.1%
予想+4.0%
22:45 アメリカ4月サービス業PMI・改定値 51.3
前回50.9
予想51.0

22:51 ボウマンFRB理事
「データ次第では、追加利上げの用意がある」
「見通しには依然として多くの上振れリスクがある」

23:00 アメリカ4月ISM非製造業景況指数 49.4
前回51.4
予想52.0

23:34 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「新規雇用者数の17.5万人増は非常に堅実な報告」
「FRBは、最近のインフレが再加速の兆候ではないという安心感を得なければならない」
「こうした雇用統計が増えれば増えるほど、景気は過熱していないとの確信も強まるだろう」

29:00 イエレン米財務長官
「私にとってファンダメンタルズとは、インフレ期待と労働市場であり、前者は十分にコントロールされており、後者は強いもののインフレ圧力の大きな要因にはなっていない」

4日 08:50 イエレン米財務長官
「(日本が)介入したかどうかについてはコメントしない」
「介入は稀であるべきで、協議が行われることが期待される」

5月3日(金)の株・債券・商品市場

日経平均 —–
豪ASX  7628.966△41.995
上海総合 —–
英FT   8213.49△41.34
独DAX  18001.60△105.10
NYダウ  38675.68△450.02

日10年債利回り —–
豪10年債利回り 4.418%▼0.030
英10年債利回り 4.222%▼0.065
独10年債利回り 2.495%▼0.046
米02年債利回り 4.8160%▼0.0566
米10年債利回り 4.5077%▼0.0734

NY原油 78.11▼0.84
NY金  2308.60▼1.00

ドル円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<最新のドル/円「外為注文情報」はこちら>

外為注文情報

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

本日のひとこと

先週(4/28-5/3)のドル円は、2度の円買い介入(おそらく)と米4月雇用統計で値幅が8円を超える大変動となりました。政府・日銀の介入(おそらく)が発動されたのは1度目が159円台半ばで、2度目が157円台前半でしたから、現状の水準では再発動のリスクはほとんどないと見てよいでしょう。イエレン米財務長官は前週末に「介入は稀であるべき」とあらためて発言しています。雇用統計後に付けた151-152円台で円を買う理由は、現状ほぼゼロということになるのではないでしょうか。

米雇用統計については失業率が上昇して平均時給の伸びが鈍化しており、たしかに減速感が見て取れました。ただし、あくまでも予想外に強かった1-3月に比べれば「減速気味」という話で、総じてみれば米雇用市場は堅調を維持していると評価できる内容です。高金利通貨のドルを売り続ける根拠としてはいささか弱い雇用統計だったと言えそうです。

ドル円は、3月後半から4月前半にかけて強力な上値抵抗となっていた151.80-90円付近で下げ止まったように見えます。この水準を下値支持に変えて、次のターンは戻りを試す動きになりやすいと見ています

注目の経済指標

<国内>こどもの日の振替休日で休場
なし

<海外>
7:00 シムカス・リトアニア中銀総裁/ブイチッチ・クロアチア中銀総裁/ミュラー・エストニア中銀総裁/バスレ・スロベニア中銀総裁、講演
10:45 4月財新中国サービス業PMI
16:50 4月仏サービス業PMI・改定値
16:55 4月独サービス業PMI・改定値
17:00 4月ユーロ圏サービス業PMI・改定値
18:00 3月ユーロ圏生産者物価指数
20:15 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
20:30 ナーゲル独連銀総裁、パネッタ伊中銀総裁、講演
25:50 バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
26:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁

経済指標カレンダーはこちら
※時間は日本時間での表示になります。

※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

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kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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