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東京株式(大引け)=155円高と3日ぶり反発、買い一巡後は利益確定で伸び悩む

株式 

 10日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発。前日の米株式市場の上昇を受け、一時日経平均株価は600円を超える上昇となったが、買い一巡後は利益確定売りが膨らみ伸び悩んだ。

 大引けの日経平均株価は前日比155円13銭高の3万8229円11銭。プライム市場の売買高概算は23億2067万株。売買代金概算は5兆3172億円となった。値上がり銘柄数は902と全体の約55%、値下がり銘柄数は701、変わらずは48銘柄だった。

 前日のNYダウは、米利下げ期待を背景に7日続伸した。米ナスダック指数も上昇した。米株式市場が値を上げたことを受け、東京市場も買い先行でスタート。日経平均株価の上昇幅は一時600円を超え3万8700円台まで値を上げた。ただ、上値では利益確定売りが膨らみ、買い一巡後は伸び悩む展開となった。週末で積極的な売買を手控える動きも強まり、後場にかけては3万8200円前後でもみ合う展開が続いた。海運や商社株が高い一方、半導体関連株などが売られた。

 個別銘柄では、ダイキン工業<6367>が上昇したほか、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>が高い。川崎汽船<9107>や日本郵船<9101>が値を上げ、三菱商事<8058>や三井物産<8031>がしっかり。三菱商事<8058>や三井物産<8031>が高く、神戸製鋼所<5406>や任天堂<7974>が買われた。

 半面、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、ソシオネクスト<6526>が安く、SCREENホールディングス<7735>が売られた。ソニーグループ<6758>やパナソニック ホールディングス<6752>が下落し、トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>が軟調。村田製作所<6981>やTDK<6762>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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