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ドイツ製造業、今後数カ月は経済成長に貢献せず=NY為替

為替 

 きょうのユーロドルはNY時間に入って下げが一服しており、1.07ドル台での推移が続いている。ただ、本日1.0795ドルに来ている200日線の下での推移が続いており、上値は軽くはなさそうだ。

 ドイツの製造業は受注が依然として低迷しており、年後半に緩やかな回復を見せる前に今後数カ月は弱含みで推移する可能性があるとの指摘がエコノミストから出ている。この日は3月の鉱工業生産が発表になっていたが、0.4%の減少となっていた。エネルギーと建設部門を除いた製造業の生産が減少したことが要因。一方、建設業の生産高は比較的穏やかな天候に恵まれたこともあって意外に増加していた。

 しかし、製造業と伴に建設業も今後後退が懸念されており、それは今後数カ月のドイツ経済の成長を鈍化させ、第2四半期の拡大を妨げると指摘している。ただ、Ifoの景況感指数など一部のセンチメント系の指標は最近回復の兆候が出ており、夏以降は緩やかに回復する可能性があるという。

EUR/USD 1.0757 EUR/JPY 167.18 EUR/GBP 0.8602

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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