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構造的要因がインフレを高止まりさせるリスク=NY為替

為替 

 NY時間の午後に入って、為替市場はドル買いの動きが出ており、ユーロドルは1.0760ドル近辺に値を落としている。一方、ユーロ円はロンドン時間に165円台に下落していたが、NY時間にかけて166円台に買い戻されている。

 本日はECB理事のナーゲル独連銀総裁の発言が伝わり、地政学や脱炭素化などが向こう数年に渡り物価の伸びを高止まりさせる可能性があるとの見解を示していた。同総裁は「様々な潜在的な要因が、将来のインフレ圧力上昇をもたらし得る」と指摘。「人口動態が持続的な賃金上昇の加速につながる可能性もある」と述べた。パンデミック前に見られたような低インフレに戻るとは考えていないとも語った。

EUR/JPY 166.38 USD/JPY 154.60 EUR/USD 1.0762

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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