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【直前まとめ】豪中銀金融政策会合 政策金利は現状維持見込み

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【直前まとめ】豪中銀金融政策会合 政策金利は現状維持見込み

 この後13時半に豪準備銀行(RBA:中央銀行)金融政策会合の結果が発表される。現行の政策金利(オフィシャルキャッシュレート)4.35%での据え置き見通しが大勢となっているが、ごくごく一部で追加利上げの期待が見られる。
 豪州の政策金利はコロナ過で同国にとって史上最低水準となる0.1%まで引き下げられた後、2022年5月から利上げを開始。昨年6月に4.1%まで引き上げた後、4会合の据え置きを経て昨年11月に現行の4.35%まで引き上げられた。その後は据え置きが続いている。
 景気鈍化懸念などから一時は比較的早期の利下げ開始を期待する動きが見られ、6月にも利下げを開始し、年内複数回の利下げ実施を織り込む動きを見せていた。
 しかし、4月24日に発表された1-3月期の豪消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなり、見通しが変化した。豪CPIは前期比+1.0%、前年比+3.6%とともに市場予想の+0.8%、+3.5%を上回る伸びとなった。中銀の注目度が高いといわれる刈込(トリム)平均CPIは前期比+1.0%、前年比+4.0%と、こちらも市場予想の+0.8%、+3.8%を上回っている。
 この結果を受けて豪中銀の年内利下げ期待が後退し、逆に追加利上げに動くのではとの見通しが強まってきた。ただ、一時は短期金利市場での年内利上げ期待が60%を超えるなど、利上げを織り込む動きを見せていたが、その後利上げの期待が後退しており、直近では9月までに36%、その後は期待が後退するという状況になっている。

 今回の会合では声明や四半期金融政策ステートメントが注目されている。その内容次第では今後の金融政策見通しに変化がありそう。

MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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