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ユーロ円、リーマン・ショック後の下げ幅をほぼ消す=東京為替前場概況

為替 

 東京午前のドル円は堅調。155.45円付近まで上昇し、34年ぶりの円安・ドル高水準を更新した。堅調な米経済指標を背景に、年内の米利下げ観測が後退している一方、日銀が緩和的な金融政策を正常化するペースはかなり遅いとみられており、円売り・ドル買いが続いている。本日から2日間の日程で日銀金融政策決定会合が行われるが、日米の金利差を背景とした円安に歯止めがかかるとは想定されていない。また、市場参加者が日本政府・日銀による円買い・ドル売り介入を警戒している雰囲気は限定的。ファンダメンタルズに逆らう介入は無意味とみられている。

 ユーロ円は166.46円付近、ポンド円は193.78円付近、豪ドル円は101.15円付近まで円安推移。ユーロ円は2008年以来の円安水準を更新し、リーマン・ショック後の下げ幅をほぼ消している。

MINKABU PRESS

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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