このあと4月調査分のISM非製造業景気指数 若干の上昇が見込まれる
*ISM非製造業景気指数(4月)23:00
予想 51.9 前回 51.4
このあと日本時間23時に4月調査分のISM非製造業景気指数が発表される。予想は51.9と前回から若干の上昇が見込まれている。実質個人消費の若干の鈍化を反映して、伸びは緩やかになった可能性が高い。インフレが依然として粘り強い上昇を見せる一方、雇用は冷え込んでいる。金融政策も当面緩和される見通しが立たない中、サービス部門の活動は今年も緩やかな伸びを維持すると予想されている。
米地区連銀の企業景況感調査でサービス部門は、まちまちの結果となっていた。ニューヨークとテキサスの業況は悪化し、ニューヨークは再び縮小域に入っていた。フィラデルフィアの活動は引き続き低下したが、下げは緩やかだった。また、消費者ローンの伸びは4月に一段と低下し、高水準の資金調達コストの中で借入が減速していることを示唆していた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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